基礎化粧品の説明で「ビタミンC誘導体」と言う言葉をよく聞きます。

このブログで紹介したトライアルセットの中にもビタミンC誘導体を含むものがいくつかありました。
(関連記事：ビタミンC100倍浸透のVC×100の感想♪、
 敏感肌でニキビに悩む方のための無添加化粧水「リモネット」)

ビタミンCとビタミンC誘導体って、どう違うかを気にしたことはありますか？

私は気になって調べた事があって、ちゃんと書くことにしました。

まず大まかに書くと、もともと自然界にあるのはビタミンCで、
その短所を改良するために開発されたのがビタミンC誘導体です。

でも、それぞれ長所と短所があって、
「ビタミンC誘導体の方が、ビタミンCより良いんだ～」で終わらないので、
書いておく必要があると思ったんですね＾＾；

■ビタミンCとビタミンC誘導体

まずは、それぞれの特徴についてです。

【ビタミンC】
・アスコルビン酸のL体(L-アスコルビン酸)
・メラニンの異常生成を抑え、既にできたメラニンを白色化する効果
・コラーゲンの生成を助ける効果がある
・水、光(紫外線)、空気に弱く、これらに触れると上記の効果を失っていく

【ビタミンC誘導体】
・ビタミンC(L-アスコルビン酸)とリン酸基(リン酸マグネシウムやリン酸ナトリウムなど)を結合させたもの
・ビタミンCの短所(そのうち空気に弱い点)を改善するために開発された
・水溶性と油溶性のものがある

■ビタミンC誘導体の長所と短所

基本は、ビタミンCの短所を改善するために作られ、
おかげでビタミンCを含む、美白がある基礎化粧品が活発になりました＾＾

でも、短所を改善しようとしたことで生まれちゃった短所もあるんですね＾＾；

気にならない人もいますが、ビタミンCが含まれた基礎化粧品の
鉱物っぽい香りや、金属っぽい香りが気になると言う人がいます。

これは、ビタミンCのせいではなく、ビタミンC誘導体に含まれる
リン酸マグネシウムやリン酸ナトリウムなどのせいである場合が多いです。

また、敏感肌の方には、やっぱり自然なものの方が合う場合が多いのは言うまでもないですね＾＾；


■ビタミンCとビタミンC誘導体の見分け方

基礎化粧品のボトルなどに書かれている成分表示に、それぞれ以下のように書かれています。

ビタミンC： アスコルビン酸
ビタミンC誘導体： リン酸アスコルビルマグネシウム(リン酸アスコルビルMg)、
 リン酸アスコルビルナトリウム(リン酸アスコルビルNa)など

どちらを選ぶかは、それぞれの方の判断だと思います。
ですが、そのためにはそれぞれの長所、短所と見分け方を書く必要があると思い、
今回書くことにしました＾＾

もっとも一番良いのは、ちゃんとバランスのとれた食事をとって、ビタミンCもしっかり補給すること！
だと思います＾＾

最後まで読んで下さってありがとうございます。

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